関東某所でみかけたスタンド花の図。
花を一本ずつラッピングしています。
<最初にお伝えしておきますが>
関東では、お店の開店祝いのお花を
勝手に抜き取って(盗んで)持って帰ってもいい
という習慣はありません。 関東では犯罪です。
図は飲食店の開店祝いのお花でした。
関東ではこのようなスタンド花は、新規オープンから数日間、
お店の前や店内に毎日飾っておきます。
数年前にニュースで読んだ内容に、国内のどこかの地域では
スタンドの花を抜き取ると商売繁盛で縁起がいい、
とかいう習慣があるとか書かれておりまして
抜き取る(盗む)ことがいいこと、という部分が
若干、強調された印象が残る文章がありました。
そのニュースが出た以降、
都内ではスタンドの花を抜き取られることが頻発しました。
花を全部抜き取られた状態を初めて見たときは
あのニュースを真に受けてやる人が(都内で)いるんだ??と
数秒かたまって目が点になりマシタ。
関東ではそのような習慣はありません。
勝手に花を抜いて持って帰るのは関東では犯罪です。
しかし、今でもまだ盗んで持ち帰る人がいるのでしょうかね?
もしくは花を欲しいという希望者が
持って帰りやすいように、という配慮なのか
下の段も一本ずつラッピングした花が使われていました。
まあ、どんな事情でこのようなお花をお祝いとして贈ったのか知りませんが
こんな盗まれることを前提とした贈り物を、受け取る側はどう思ったのか。
(もしくは受け取る側のリクエストだったのか。事情は不明です。)
大事なことなので再度繰り返しますが、
関東では
①開店祝いのお花を盗んで商売繁盛という習慣はありません。
②開店祝いのお花は、開店から数日間、毎日お店に飾っておきます。
③開店祝いのお花を盗むのは犯罪です。
それをふまえて、
お祝いの贈り物で、盗んでいく人が持って帰りやすいように
『配慮』されてあるものなんてあり得ないですね。
この件に限らず、近年では良識がない人に基準を合わせて
ものごとが回っている様子が普通のことになってきていますが、
それがいつまで続くのか。
分別がなくなっていきつつある社会にすごい違和感があります。
いいことと、悪いことの区別を教えて
悪いことをやりたいとゴネられて ⇒ やらせてあげたい
となるのは「やさしさ」ではなく、やり方によっては
「犯罪に加担・幇助(ほうじょ)」してるのと同じだと思わないと!!
以上、現場からの最新情報をお届けしました。