品種:大島桜(おおしまざくら)
この画像は少し前に散歩したときに撮った画像です。
これ以上の至近距離では撮影できなかったので
遠くてよく分からないとは思うのですが
大島桜は白い花と明るい緑の葉が印象的な桜です。
関係ないけど、この桜のことは私はけっこう好きで
まあまあ楽しみにしていた桜です。
白と緑でスッキリしているところが良いです。
もっと好きな桜は、他に数種類あって
自分が住んでいる地域では
もうしばらくすると咲いてきます。
このときは、それらはまだ固いつぼみでした。
で、ご存じの方がいらっしゃるかもしれませんが
大島桜の葉は
塩漬けにして桜餅の葉で使われているそうです。
桜餅の葉はいい香りがしますよね。
しかし桜の木についている生のままの葉には
香りはありません。
桜の葉にはクマリンという成分があって、
それが香りの元となっているそうなのですが
生のままの葉の状態だと
クマリンが葉の糖質と結びついていて
その状態では香りはないそうです。
葉を塩漬けにすると葉の細胞が死んで
⇒細胞が死ぬとクマリンと葉の糖質が分離されて
⇒糖と離れたクマリンから香りが出てくるとのことです。
(クマリンという成分は、みかん・にんじん
グレープフルーツ・桃などにも含まれているそうです)
また、大島桜のことを『野生の桜』と言う人もいるのですが、
なにが「野生」なのか自分はよく分かりません。
『山桜』と『野生の桜』の違いについてもイマイチ不明です。
【原産】大島・伊豆七島・房総半島(千葉県)
【属性】バラ科 サクラ属
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