品種:クイーン(画像は3枚とも同じ)
<スカビにまつわる悲しくも美しい物語>
昔々ギリシャに、ケンタウロスがいました。
そのケンタウロスは有能な医師でした。
ケンタウロスの娘フィチアも腕の良い医師でした。
(ケンタウロス:上半身は人間だけど、下半身は馬)
あるとき、ケンタウロスとフィチアの病院に
若いイケメンの羊飼いがやってきました。
フィチアは、そのイケメン羊飼いの病気を治しました。
そして、そのイケメンに恋をします。
羊飼いの笑顔がさわやかで、目がとても美しかったのです。
しかし、ほどなくして
イケメン羊飼いは別の女性と結婚しました。
(フィチアが告白しなかったからだと思います)
フィチアは悲しみにあけくれて、失意のどん底におちいり、
やがて、やつれて死んでしまいました。
そんなフィチアを、空から見ていた神は、
彼女を憐れみ、彼女の悲しみに報い、
フィチアをスカビオサという美しい花姿にかえてやりました。
遠い遥か昔、
自営の病院で出会ったイケメン羊飼いに、
叶わぬ恋をしたフィチアの魂は、
その美しい花姿によって、
世界各地で多くの人々に愛され、今もなお生き続けています。
おしまい。
(この物語はギリシャ神話から引用しました)
画像のスカビは、赤系の花びらで白フチです。
このような色の付き方は、カーネーションあるあるですね。
ちなみに、
スカビオサは ⇒ スイカズラ科(マツムシソウ科)
カーネーションは ⇒ ナデシコ科 です。
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