グリーン車に乗るとき、
ＩＣカードで事前に支払いしてから
席に座る前に、
席の上にカードをタッチしてから座ります。。
タッチすると赤のランプが
緑に変わるわけです。
緑になったことを
ある意味、厳重に確認してから
席に座って
さて、一人の時間を満喫する！
というモードに入るわけなのですが。
一人の世界でくつろいでいると
乗車券拝見のお声が掛かることが
もう、何度も、何度もありました。
緑になったのを確認したはずなのに
乗車券拝見って、なんなの？と思って
席の上を見ると赤に変わっている。
座る前に緑にしたはずですけど
どうして赤になるのですか？
と聞いてみても、
はっきりした回答があったことがない。
仕方なく、
再度、ＩＣカードをタッチして
ランプを緑に変えるわけです。
もう、何回も、こういうことがあって
「無人」で対応するための機能なのに
その役割を果たしてないじゃん！
とそのたびに思うわけです。
で、先日、隣の席に座ったおばあさんが
ワタシに話しかけてきまして。。
あの・・・
おくつろぎのところ、話しかけて
大変もうしわけないのですが・・。
本当にすみません。
さきほど、自分のカードをタッチしたら
あなたのお席のマークに
間違えてタッチしてしまって、
お宅様の緑が赤に変わってしまいましたの。
本当に申しわけありません。
お伝えした方がいいと思いまして
おくつろぎと承知の上で話しかけました。
と、実際のセリフがこんな感じ。
お顔も服装も話し方も
すごく上品で、知性と教養が感じられて
きっと金持ちの家に生まれて
適当な年頃になったら
親や親戚経由で紹介された金持ちの息子と結婚して、
小さな不満はその都度あったにせよ、
大きな流れでみたら
これといったストレスもないような
健康で幸福な人生を送ってきて
心身ともに
ずーーーっと豊かな生活を送っていると
高齢になったときに
こんなふうに上品になるんだろうな～と
思うようなおばあさんで、
日本中の人間と称する生き物すべてが
こうだったら
どんなに過ごしやすい社会になるのだろうか、と
ぼんやり考えてしまうような素敵な方でした。
が、頭上のライトが赤に変わっているのを
自分で確認すると、
妄想が粉々に崩れ落ち、⇒ 一瞬で現実に戻り
また タッチするのかよ！ (>_<)
と、あきらめと軽い疲労が。。。
数えたことはないけど
緑のまま目的地で降りたことの方が
少ないのではないか？と思うぐらいの
毎度、毎度な、赤・赤・赤・・・！！！
ＩＣカードをタッチして
ランプを緑に変えるという動作を、
その動作を、
乗っている途中で
何回繰り返し行ってきたことか。
まあ、しかし、
正直でお上品で素敵なおばあさんが
きちんと打ち明けてくださったことで
乗務員すら回答できなかった理由が
分かったので
おそらく乗務員の心の声としては、
「お前がタッチしてないから赤のままなんだろ」
「チンタラ言い訳せずに、早く乗車券をみせろや」
といった感じだったのではないか？
途中で 『 緑 ⇒ 赤 』に変わるのは
「こういうことだったんだ」
ということが理解できました。
逆の見方をすると、
他人の席のランプを赤に変えても
シカトしてすっとぼけたまま
隣に座っていたDQNが実在していた、
という事実が判明したわけです。
DQNって、ほんとに社会のクズすぎる。
もしもご自身がやられたとしたら、
①もれなく「被害者」を演じて
②騒ぎを起こして、③同情をかき集めるような発言をし、
④やった相手を批判し、⑤相手を悪人にしたてあげる
といった行動をとるくせに。
で、存分にDQN臭をまき散らしたあとで、
⑥自分はこういう事はやらないように
きをつけながら生活したいと思います、と
さらなる共感と絶賛を得ようとして
偽善丸出しなセリフをわざと付け加えるんだよね。
DQNってほんとに最低すぎる。
まあ、しかし。
⑥までを完璧なまでにセットでやることで
ご自身がどんなに強烈なDQNであるかの自己紹介、
となっていることに
当人は気が付いていないだろう。
DQN臭をまき散らすアホ。
それを大絶賛するアホ。
まさに踊る阿呆に見る阿呆というやつですね。
私は上述のような低次元なDQNにならないように
良識をもって日常を過ごしたいと思います。
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