太田剣氏の最新アルバムの図。
このCDは和泉さんの最新作でもあります。
GW中にTwitterを見ていたら、
たまたま太田剣さんの投稿がタイムラインに上がっていて、
見たら和泉さんが亡くなる数日前のことが書いてあって
適当にクリックして他のことも見ていたら、
最新アルバムの先行発売のサイトがあって、ポチってしまった。(笑)
聴いたらすごい良かった。
感想は人によってさまざまだと思います。
私の感想は。。。
参加ミュージシャンの方々と関係ない方の名前を出してしまうのは
失礼かなと思ったのですが、まあ、私の感想なので書いてしまいます。
1曲目のイントロ、、、ほんとに素晴らしい。
10代後半~20代半ばすぎぐらいにすごした光景を
それぞれ断片的だけど「ついさっきの出来事」のように
さまざまなことを、ありありと思い出しました。
太陽の日差しやアスファルトの色、風の強さ・・・
そのときそのときに感じていた、いろいろなことや色彩など、です。
この1曲目のイントロを聞いた瞬間に、
「望月衛介さん」という方のファーストアルバムのことも
思い出してしまいました。
望月さんはピアニストでもあり、作曲もされている方なのですが、
その方のファーストアルバムは気に入っていて
何百回も繰り返し&繰り返し、ほんとに何回も聴きました。
CD屋さんで「当店スタッフのオススメ!」の
POPが付いていたCDで、そのまま買ってきたやつなんですけどね。
何年か経過してから望月さんのライブに行く機会があって
たしかそのアルバムにサインしてもらった、というね。(笑)
その時のライブでは、アルバムのテイストがあまりなくて
メローな感じのゆらぎ系の曲調が多くて
アルバムはレコード会社の企画かなんかで指定されたもので
今は(←そのときの今のこと)自分の好きなスタイルで
演奏されているのかな、と思ったりしました。
と、このように
人様のアルバムの感想で、違う方のことを書いてしまいましたが、
1曲目のイントロで、ほんとにそのことを思い出したので
自分の記録もかねて書いてしまいました。
話を戻しますと、
この太田さんのアルバムは音がすごくいいと思います。
ライブハウスで聞いてるときの音みたい。
ピアノとかドラムとかの倍音の響きがすごいです。
ヘッドフォンで聴くと最高です。
南青山に「BODY&SOUL」というお店があるのですが
そのお店で演奏を聴いているような感じもする。
そこのお店は、演奏を見て、聴きながら
お酒が飲めるお店で食事もおいしくて
私がすごく好きなお店で、
けっこう集中して足しげく通っていた(?)時期がありました。
(ホントかよ・笑)
アルバムの4曲目で、そのことを思い出しました。
音の反響や振動がそのお店で聞いているような音に思えました。
今もまだ、そのお店は存在しているのですが、
長く続いていて、そのこともすごいことだと思います。
で、アルバムの解説的なものは何も見ずに聴いて聴いて聴いて・・・
から、簡単に書かれた曲の解説を読むと、
自分が感じたことと全然違うことが書いてありました。(笑)
解説によると、フランスの「ラ・マン」という映画を
和泉さんは御覧になったことがあるようで、
和泉さんは、そういうことを思ったのか、とか思っちゃったりして
私もその映画は、当時映画館で観ていたのですが、
こんなふうには思わなかったけどな、て感じでしたけど。。
解説を読むと、さらに違う聴き方ができるし、
そのあとで、タイトルの英語を訳してから聴くと、
またさらに違う聴き方ができるので
何重にも無限に楽しめるCDだと思います。
しばらくガン聴きです。
写真は撮りませんでしたが、
名刺サイズのカードに(もしかしたら太田さんの直筆なのかな?)
印刷なのか手書きなのか判断できかねるのですが
メッセージが書かれたカードが付いていました。
私のフルネームが書いてあるので、手書きなのかな??
あたたかな気配りをしていただきありがとうございます。
*** 参加メンバー ***
リーダー:太田剣 (as,ss)
西嶋徹 (b)
河村亮 (ds)
Special Guest 和泉宏隆 (p)
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