消費税 - once again

＊＊＊この投稿は、若干、長文です。

図：細葉（ほそば）ルスカス　／　ユリ科

以下は、

自分のフラワーのお教室での消費税に関連した内容。

８年前

＜２０１４年＞　５％　⇒　８％

消費税UPでレッスン費用のことで

いちおう、所属している協会に相談したら

そのままの金額で・・という話もあり。。

そのときは、お教室は副業だったので

あまり深く考えず同じ金額で続行することに。

そしたら、生徒さんから

「教わっているのに申し訳ない」とか

「８％の料金にしてほしい」と言われて・・・。

しかし一度決まったレッスン費用を

また変える、というのは無理な部分もあったので

安い分には迷惑感はないだろうと

軽い気持ちでそのまま続行することに。

そしたら、

『消費税分の割引はいつも申し訳ないから』

ということで

ときどき菓子折りをいただくことがありました。

世の中の動きに合わせず、しかも深く考えずに、

価格据え置きにしたことで

生徒さんがそんな反応をすると思わなかったし

自分が深く考えなかったことで

気を使わせて悪かったと思いました。

結論として

８％の税額に変更すればよかったと思いました。

当時は近年と違って、

「教わりに来てる」人が来ていた、

というのもあります。

当時は、

習いごと　＝　教える立場と教わる立場

の場でありました。（私のお教室内では）

３年前

＜２０１９年＞　８％　⇒　１０％

前回の消費税変更時の体験を踏まえて

レッスン費用を消費税１０％に変更しました。

・当たり前だと思う人と

・それっぽっちサービスできないの？とか

・消費税UPに便乗してもうけようとして

などと言うおばはんもいて、反応が分かれました。

（これには結構びっくりしました。

しかもあがった消費税分を

上乗せしても儲けと関係ないし。）

時代背景の変化にともなって

私のお教室にも、

もしかしたらこの生徒さんは「客」なのかも？

と感じる人もいましたが、

まさかそうだったとはね、という感じもありました。

＜「客」とは？＞

①「客」扱いしてほしくて入会して来た人のこと。

覚えたい・知りたい・教えてほしいというのはなく、

自分に注目してほしい、

自分だけ特別扱いしてほしいという目的で

習いごとに入会する人。

②先生は金を払っている「客」に対して、

いい気分にさせるのが「サービス」として当たり前。

という考えをもつ人。（習い事の場で）

③そういう考えでレッスンに来ているもんだから

他の人と同じように教えても何も覚えないし、

表面的にしか興味をもたない。というのが「客」。

話がそれますが、

この時代でこの反応をしていた人は

だいたい５０代後半以上の人がこういう人でした。

そういう態度をいちいち注意したりとかは、

こっちはしないけど、

数か月経過すると

作品の出来栄えに差がでてくるので

周りの人（他の生徒さん）にも

その人がどんな目的でレッスンに来ているのか

知られてしまうという感じ。。

で、前回の消費税UPのときの体験を踏まえて

２回目は社会の流れに合わせたので

スムーズにいくだろうと思っていたけど、

そうではなかった反応もあり、

すごく神経を使うことになりました。