『風の譜~福岡が生んだ伝説の編曲家 大村雅朗~』
という、福岡と佐賀限定で放送された番組を
(亡き大村さんのドキュメント番組なのですが)
ありがたいことに親切な方のはからいで見ることができまして
最初から最後まで一気に見ました。
画像のCDの帯(背表紙?)は聖子さんのCD3枚組のアルバムで
大村さんのアレンジだけを集めたもの。
(なのですが、3枚のうち、
1と3がケースごとどこかにいってしまって
今、手元に2とこの帯しかないのがちょっと。。)
この3枚組のCDは、
もともとはLP盤で発売されたアルバムの音が主で
木のぬくもりを感じるような音というか、
木製のスピーカーからきこえてくるような音がします。
私は昔から聖子さんが好きなのですが、
周りに聖子さんファンがいなくて、
『松田聖子が好き』というと、
いつの時もけっこうなヒンシュクを買い続けてきました。。
なのである時期からは
リアルでは好きと言わないようにして生きてきました。
聖子さんの曲がいいところはたくさんあって、
1つだけ極力手短に説明すると、
ストリングス+ピアノ+エレキベース+ドラムが元にあって
そこにいくつかの音色のギターが加わって、
(このギターはほんとに効果的だと思います。)
曲によっては、↑ の編成に
木管・金管・グランドハープ・ティンパニー・パーカスなどが入り、
オーケストラ編成となって
楽器の演奏だけでも曲のタイトルからイメージする情景が
浮かんでくる音楽となっています。
そこに聖子さんの声が加わると、
詩の情景が物語となってありありと浮かんできて
もう絶妙なわけです。
そういう世界観に惹かれてここまできました(笑)
まあそういったことは番組の中で
松本隆氏もおっしゃっておりましたし、
CDのライナーにも書かれていたので
わざわざ私がいうことではないのですが、
作り手側の意図は説明せずとも
多くの聴き手に伝わっているということが
ほんとにすごいです。
ありきたりですが、大村さんが今も生きていたら
聖子さんの曲はどんな感じになっていたのかなと思います。
いろんな気持ちで番組をみたあとで
このCDの『2』を聴きました。
それにしても、
ケースに入った状態の1と3はどこにいったのだろう。
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