

利口に立ち回るために必要なこと。
それは、自分の気持ちを押し殺して、職場の空気に同調することなのか?
もしくは立場(権力)がある人にスリ寄って気に入られることなのか?
いいえ、それはどちらも違います。(←欧米人の文章風に。笑)
利口に立ち回るために最も必要なことは、自分の中に
より多くの知識を、地道に蓄積することです。
それにまつわる(いちおう、架空の)お話は以下のとおり。。。
(*若干長文です ↓ ↓ ↓ )
画像は、淡いピンクのバラで、
外側の花びらには、
薄茶もしくは薄きみどりの色が付いています。
このようなバラはわりと多いと思います。
某所で働いていたときに、画像のような色合いのバラの
外側の花びらをせっせと剥がしていた人がいました。
(私よりも勤続年数が長い人。Aさん・仮名)
元からそういう花だから
剥がしたらマズイのではないか?と思ったのですが
余計なことは口出しせずに、チラ見しつつも、
下っ端としての自分がやる雑用をやっていました。
Aさん・仮名としては、汚くて、しおれた花びらだと
判断したのではないかと想像します。。。
しばらく経過すると、
手があいたら(外側の花びらを)剥がすのを手伝ってくれと
名指しで言われてしまいマシタ。。
もしも、この花びら剥がしの「失態」を
私がやったことにされたら
たまったもんじゃねーなと思い、
※当時の、だいたいの古株は、自分の都合の悪いことを
下っ端がやったように話を作って広めることは日常でした。
リスクがありすぎて、その手伝いはやりたくなかったけど
数分後に起こり得る出来事に対しての、自分の保身のために、
けっこうなデカ声で
「このー、ピンクのバラのー、外側のー、花びらをー、
全部ぅ~(数十本の全部の花の意)、剥がすー、作業、ですね?」
と、わざと周囲に聞こえて、周囲の印象に残るように心がけて
少しゆっくりなテンポで大きな声で復唱して
「自分は、言われたからやっただけ」というのを
周りのひとたちに分かるように工夫しておき。。
しばらくすると、私の手元を見た別の古株が、
その外側(の花びら)は、剥がしたらマズイよと言い出し
作業場に軽いざわつきと緊張感が。。
sayoはナンデそれをやってるの?と聞いてくるので
Aさん(仮名)から指示されました、と返答。
そして、さっきのデカ声の復唱のおかげで
周りの数人も、Aが頼んでたよ、とか
(sayoが)言ってることは嘘じゃないよ、といってくれて
無実となる。
で、Aさん(仮名)が呼び出されて
ガミガミ怒られる、と。
※かばってもらえたことは、まあ、いいとして
どうでもいいことですが、下線部の言い方とかは、
すごい幼稚だなと思ってしまうのです。。(-_-)
私が接してきた花の仕事の人たちに共通していましたが、
花の人たちは言葉や感情がなんとなく幼稚で
企業のデスクワークではありえない発言とかキレ方とかが
作業場では飛び交うこと多々でした。。
当時、自分が花の仕事をしていた現場は
こんな感じのことは
まあまあ、けっこうな頻度で発生していたので、
仕事中は1秒も気を抜けない状態でした。
で、一体、この話のどこかおかしいの?とか
何がどうヘンなのか意味が分からない、と思った方は、
下記を読んでください。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
上記枠内の場合、
①客(例えば、新郎新婦)からの花の依頼が、
「外側が淡いベージュになっていて、薄いピンク色のバラ」
を使ってほしいという内容だとしたら、
②外側の花びらを剥がしたバラは、客の依頼と違う花になる。
③外側を剥がしたバラは全部捨てて
④別途、客の依頼どおりの花を買う(仕入)ことになります。
会社としては、
⑤無駄な仕入れが発生するので、その分利益が減る。
(花を無駄にした ≒ 会社に損失を与える行為)
⑥でもって、その客の披露宴が土曜日だとして、
金曜日の午後に花を無駄にしたとしたら
客の依頼どおりの正しい花の買い付けが難しくなるし、
当日の朝、客に対して要望どおりにはできませんでした
という態度はとれないので ⇒ 現場は窮地に追い込まれる。
(どうにか無理をして、客の依頼どおりに準備するけど)
なので、勤続年数が長い人が、
会社に損失を与えるような失態をやってしまうと、
自分の立場を守ろうとして、
下っ端のせいになるように話を作ったりもする。。。
下っ端同士のあいだでも、ときどきそれが発生していて
自分がやったマズイ内容を、他の下っ端のせいにして
古株にいい顔をしていた人もいました。
私も、知らないうちに、
私がやったことになっていた内容があり、
注意されたことがありました。
(幸い会社に損失を与えるレベルとかの内容ではなかったけど)
が、それを、作業場(職場)で
日常的にやり合っても意味がないと思うのです。
事務の仕事と違って、
このような仕事で最も肝心なことは、たとえ雑用であっても
「もしも自分が独立したことを想定して」
というのを常に考えながら1秒もムダにせずに取り組まないと、
現場で働いた経歴があったとしても、
中身はカラッポという結果になりかねません。
【仮に、将来的に独立することを想定すると。。】
自分ひとりでやるにしても、人を雇うにしても、
準備の雑用から ⇒ 作業後の掃除まで、
効率よく生産するためにはどうしたらいいか?と考えるでしょう。
しかしどうしたらいいかは、その時点でわざわざ考えなくても
下っ端時代の体験が身についていれば、体験から本能的に判断できます。
そして職場が、下っ端には花のことを教えない環境だとしても
教えてくれるまで待つのではなく、
仕事以外の時間で、常に自発的に自分で勉強をしていないと
作業場で自分の身を自分で守ることができません。(>_<)
自発的に身に付けた知識は、当たり前ですが、独立後は、
(独立しなかったとしても)自分の役に立ちます。
※目先のことに振り回されて
当たり前のことを、当たり前だと思わない人が多すぎると思います。
で、上記枠内のケースで例えると、もしも私が
画像のバラの「外側の花びら」のことを知らないでいたら、
花びら剥がしに対して、何の危機感を持たずに手伝ってしまい
結果として、どうなっていたのか分かりません。。。!!
どうでもいいことですが、「風の時代」が
どんな感じになるのか楽しみです。
おしまい。
「風の時代」に関連した内容はこちら ↓ ↓ ↓
他のバラの画像はこちら ↓ ↓ ↓
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