以下は長文です。
タイトルに惹かれて即観した映画です。
映画のタイトルの半分の「長靴をはいたネコ」は
グリム童話であり、
ヨーロッパ方面の昔話(≒民話)でもあります。
その童話のざっくりな内容として。。
貧しい家庭の3兄弟が父親を亡くして
遺産として、それぞれ何がしを受け取るが、
三男が受け取ったものは猫だったと。
だがしかし、しゃべる猫で
「長靴と袋がほしい」と三男に告げ、
かくかくしかじかで(≒中略。笑)
ネコなりの『仕事』をして
やがて三男は王様の娘と結婚して
ネコと一緒に城に住むというね。
ネコは『仕事』がなくなったので
趣味でネズミ捕りをして
のんびり生活したとのことです。
この内容 ↑↑↑ は、
日本では絵本で広まっているのでは?
昔話というものは、
海外も日本も「貧乏」が共通していますね。
・貧しい夫婦
・貧しい家の娘
・じいさん&ばあさんに育てられた貧乏な子供。。など
アンデルセン童話の「マッチ売りの少女」などは
日本でも超有名なお話しですよね。
貧乏な家の娘が極寒の大晦日に
街に出てマッチを売るも、
買ってくれる人がほとんどいない。
しかし、マッチを売って帰らないと
(マッチをお金に変えないと)
父親のDV(家庭内暴力)が待ち受けている。
寒さに耐え切れずマッチで火をおこすと・・
というふうに「貧乏」は
感動的な涙をさそう、(ある意味)美談とセットです。
ちなみに。
マッチで火を起こしたときに
まぼろし(?)で出てきたおばあさんが
父方の祖母なのか、母親のおばあさんなのか
気になりますが、まあそれは置いといて。
で、日本において、
上記枠内のネコの内容に近しいものがあるとしたら、
「猫は長者の生まれ変わり」という
ことわざでしょうかね。
猫はもともと金持ちだったから
今の人生(猫生)では
ゴロゴロぐうたらに過ごして、
芸を覚えることもなく(←犬と違って)
何にも縛られることもなく
自由&気ままにすごしている、という意味。
おそらく前世で徳を積んだのでしょう。
その様子から生まれたことわざか知らんけど、
「猫に小判」ということわざもありますね。
猫に大金を持たせても猫はその価値を分からない、
金なんて猫にとってはどうでもいいこと、という意。(笑)
んで、映画のタイトルの後半の
「猫に九生あり」(≒9つの命)という言葉は
イギリスのことわざ(というか言い伝え?)にあり、
この映画のタイトルはそれをもじったものと思われる。
(※下線は自分判断)
余談ですが。
「猫に九生あり」のことわざの意味は
執念深い猫は、殺しても殺しても死なないし、
死んだとしても、何回も生き返るという意味ね。
というわけで、
(どういうわけなんだか。笑)
映画の内容は、
これらの内容とはあまり関係ないと思いましたが、
私の、この映画を観てからの~
9つの感想は以下のとおり!
<映画の9つの感想>
①猫ナイフがかわいかった。
②犬がかわいい。犬には欲も邪念も何もない。
③猫の腹の上に犬がアゴのせしてる場面がよかった。
(犬も猫もかわいすぎる場面。)
④犬の大きさが場面によって違う。
誰かが抱っこしてるときとか
③の場面のときなどは小さい子犬なのに、
猫と犬がシルエットのような描写のときなどは
犬がやたら頭でっかちで、
猫との大きさのバランスがヘンだった。(^▽^;)
⑤メス猫役の日本語の声は
「SING」の日本語吹き替えの狼の娘の声と
同じなのかな?と思ったら違った。
⑥途中からラストがどうなるのか
想像つかないと思い始めた。
⑦相手を思いやるということは
「手放す」ということでもある。
⑧犬はセラピードッグになるのが夢だったのでは?(^▽^;)
⑨日本語吹き替えではなく、
英語版(日本語字幕)が観たかった。
感想の⑦は、
今の時代では「妄想」「ありえない」に
該当するかな。
10~15年ぐらい前までだったら
愛と勇気を感じるメッセージ性が伝わってきて
人々が感動に満ちたかもしれないな~と思ったけど
現代はDQN(総称)という
精神的な病(やまい)の精神異常者が圧倒的に多いし、
それらが自分らがどんなに正常なのか?
を平気で主張してそれを押し通す時代であるので
(それを絶賛するDQNもものすごく多く、異常性を感じる。)
今の日本で発信する⑦のメッセージは
「ただの空しいおとぎはなし」になっている・・・。
正常な精神を持つ成人と
正常な感情を持つ子供向けの映画だと思いました。
(精神異常者や、低知能者≒DQNには
理解が難しい映画かもしれません。by自分判断)
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